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井穴刺絡(副交感神経異常興奮に対する鍼療法)

更新日:4月21日

先日、初めて井穴刺絡(せいけつしらく)の鍼を体験してきました!


井穴刺絡療法は、横浜市の医学博士・浅見鉄男先生によって確立された鍼治療です。手足の爪付近にある経穴(ツボ)を刺激し、脳・神経の反射を誘発する療法で、東洋医学や良導絡の臨床研究がベースとなっています。


今回のきっかけは、弥生新通整骨院の院長・倉岡貴浩先生から「副交感神経異常興奮」の話を聞いたことです。一般的に「副交感神経が優位になっている方がいい」という漠然としたイメージが定着していますが、副交感神経が過剰に働くことで表出する不調も多いのだそうです。




井穴刺絡によって交感神経と副交感神経のバランスが整い「不定愁訴」「原因不明」とされる諸症状が改善する事例が多数あるとのこと。特に病院での検査では「異常なし」とされる場合や、いわゆる自律神経の乱れとされるもの、慢性的な症状として諦めがちな症状などに有効なようです。


実際に鍼をしてもらうと、すぐに頭痛や首のこり、鼻詰まり、倦怠感が消えました。そして徐々に体が温かくなり、とても気持ちよく(眠く)なりました。終了後も体の違和感は消えたままで、翌朝には、とてもすっきりとしていました。


副交感神経異常興奮の諸症状は以下のようなものだそうです。


くしゃみ、鼻水、鼻つまり、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、五十肩、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、リウマチ、しもやけ、偏頭痛・頭痛、低気圧による不調、下痢、生理痛、疲労感(午前中がつらい)、朝起きるのがつらい、結膜炎、乗り物酔い、蕁麻疹、耳のつまり、バネ指、めまい、立ちくらみ、かゆみ、気力の減退、むくみ、など。


鍼に抵抗感がある人には痛みのない方法が用いられています。

私は抵抗がないため通常の鍼をしていただきましたが、気持ちよい程度の刺激で、違和感や不快感は全くありませんでした。


不定愁訴や「体質」と諦めがちな症状に悩んでいる方は、ぜひ一度、弥生新通整骨院 に、お問い合わせしてみてください。院長の倉岡先生は優しく熱心な先生で、丁寧に説明・施術してくださり、安心して診ていただけます。



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