2月に取材した中富良野町の記事が公開されました。
JALが提案する観光ガイド|OnTrip JAL
今回のご紹介店はこちら...
旬の野菜がたっぷり。石窯で焼く無添加ピザ「cafeてくり」
幻の小麦・はるゆたかを使った焼きたてパン「PeaceGardenパン酵房」
こだわりの味噌と麺で作るラーメン「マコト大作戦」
十勝岳連峰と中富良野の風景を一望できるペンション&レストラン「La Collina」
ヤギと作るワイナリー「Domaine Raison」
久しぶりの中富良野町。ダイナミックな十勝岳連峰の存在感と静かに流れるスロウな時間を感じられる町で、1泊2日の取材旅となりました。
どのお店もオーナーさんのお人柄と静かな情熱が伝わってきて、その手から生み出される食はもちろんとても美味しく、心まで満ちていくものばかりでした。
こちらで、記事内で掲載できなかったアザーカットやオフショットを交えて、ご紹介したいと思います。撮影は Oficce Rera・辻 博希さんです。
*cafeてくり
オーナーの竹内さんご夫妻が元農家の納屋を改築して作られた店です。2012年当時、富良野町の映画関係者が集う喫茶店が閉店し、不要となった木材や店内備品をかなり頂いたそう。古納屋ならではの温かさ、懐かしさが感じられる空間です。
手作りの石窯内の火加減を見つめながらピザを絶妙なリズムでくるくるっと回す竹内さんの様子が印象的でした。こちらのピザは天然酵母+無農薬野菜+自家製ベーコンなど、これ以上のピザってある?と感じるほど。とっても美味しかったです。
店内トイレ横には授乳室が用意されています。お子様連れの方にはとても嬉しい配慮ですね。随所に竹内さんご夫妻の温かさが感じられました。
*PeaceGardenパン酵房
自家製天然酵母でパンを焼くのは店長の鈴木さやかさん。こちらも古民家を改築され、ついつい長居したくなる心地よい空間が広がっておりました。
使う天然酵母は2種類。オーガニックレーズンの酵母と、長沼町メノヴィレッジ産オーガニックライ麦の酵母だそうです。「うちの酵母ちゃんです」とご紹介いただきました。木造古民家が酵母ちゃんたちにも住み良い環境なのだそうです。
鈴木さんがパンを成形されている時の空気感、その静けさ、神聖さに、ひととき取材を忘れて感動しました。まるで漂う空気や想いまで練り込むように、丁寧に、大切に、生地を扱われる姿が「祈り」のようでした。
実は心奪われたものが、もうひとつ。工房内にさりげなく立てかけられたミヒャエル・エンデの「モモ」。あぁ、久しぶりに読み返そう、と嬉しくなりました。
こちらはPeaceGardenパン酵房のパンを販売する「musuhi.535」さん。オリジナルスパイスカレーや蕎麦を提供しています。お昼に「カレーせいろ」をいただきました。
続きは「中富良野町の人気グルメを巡る旅②」にて。
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